関東大震災100年 with KAGAWA

「関東大震災100年事業 賀川豊彦とボランティア」実行委員会主催 第三回シンポジウム

テーマ:「”たすけあいの社会”を世界にまで拡げよう!」
― グローバルリスク、制度、ソーシャルアクティビティを考える ―

開催要旨

2023年は、関東大震災から100年を迎え、当時震災ボランティアを先導した賀川豊彦の活動を振り返り、将来起こりうる災害に備えて、多様な団体が結び直しを図る事業の実行委員会が結成され、3つのシンポジウムが企画されました。

第一回は、災害ボランティアについての議論がなされ、第二回は国際的ボランティアを通じて働くことを考える機会が催されました。そして第三回シンポジウムにおいては、グローバルリスクについて考える機会を企画します。

2023世界経済フォーラムにおける、グローバルリスク上位は、「気候変動緩和策の失敗」、「気候変動への適応の失敗」、「自然災害と極端な異常気象」らが占めており、実際2023年夏の我が国における異常気象は「地球沸騰化」であり、さらに世界各地でも甚大な風水害が頻発しています。これら他国の災害を対岸の火事としての看過することはもはや許されない時代を迎えています。国の垣根を越えて結束と対応を急がねばならない喫緊の課題であるといえます。しかし社会における現状は、議論も乏しくまた解決への道筋すら見出せない状況です。そこで本シンポジウムにおいては、これらのグローバルリスクを多くの市民と共有し、そのためのアクションをどうするのかを考える機会とします。

国境を越えて奪い合いや戦争をするのではなく”たすけあい”による社会の輪を世界に拡げていくことで、グローバル化した危機の中にあって私たちは未来を切り拓いていくことができるのではないでしょうか。かつて賀川豊彦は震災ボランティアの開拓から、協同組合等のたすけあいの社会事業を発展させ、戦後は平和のための制度として世界連邦運動を牽引し実践してきました。この賀川の精神を受け継ぎ、地球規模の課題とその解決のための制度を共に考え、また効果的な風水害等へのアクティビィティへ取り組む契機となるよう、多数のご参加を期待します。

実行委員会一同
第三回シンポジウム プロジェクトチーム一同

 

おかげさまで定員に達しました。お申し込みありがとうございました。

 

進行表

12:15
受付開始 
13:00
開演 司会 木戸寛孝氏  世界連邦運動協会 理事長
挨拶 大橋光夫氏 世界連邦運動協会 会長  主旨説明 杉浦秀典 事務局
13:15
講演Ⅰ 徳川家広氏 徳川宗家19代当主、公益財団法人徳川記念財団理事長 
講演題:「地球環境問題の解明-江戸時代から学べること、学べないこと」
13:45
講演Ⅱ 上村雄彦氏 横浜市立大学国際教養学部教授
講演題:「世界連邦政府の実現に向けて―グローバル・タックス、グローバル・ベーシック・インカム、市民運動の連携の可能性―」
14:55
休憩 (15分)
15:10
パネルディスカッション 進行 上村雄彦氏 
ゲスト
柳沢香枝氏 元駐マラウイ大使、国連開発計画シニアアドバイザー、国際緊急援助隊事務局長、女性初の国際協力機構理事を歴任
谷本真邦氏 世界連邦運動協会・執行理事、世界連邦国際本部・顧問(World Federalist Movement; 国際連合経済社会理事会特殊諮問組織)、世界連邦日本国会委員会・事務次長(会長・国会議員秘書)
16:10
Q&A 
16:25
司会締め  木戸寛孝氏 
16:30
終了

以上

登壇者紹介


 
 

徳川宗家19代当主、公益財団法人徳川記念財団理事長 德川家広

1965 年東京に生まれる。慶應義塾大学卒業後、米ミシガン大学 大学院で経済学修士号を取得、国連食糧農業機関(FAO) ローマ本部とベトナム支部で勤務の後、米コロンビア大学 大学院で政治学修士号を取得。
2000 年末に帰国してからは フリーの翻 訳 家 、政治経済評論家として活動。2021年6月 に公益財団法人德川記念財団理事長就任。2023年1月より 徳川宗家19代当主。
著書に『自分を守る経済学』(ちくま新書) 『マルクスを読みなおす』(筑摩選書)
訳書に『「豊かさ」の誕生』(日本経済新聞出版社) 『大いなる探求』(上下巻、新潮社)
『アメリカが中国を選ぶ日』(勁草書房)
『最強国の条件』『ソロスは警告する』(講談社) など多数。


 
 

横浜市立大学国際教養学部教授 上村雄彦

国連やNGO、大学やシンクタンクでの勤務経験から、地球規模課題が人類の生存危機にまで深刻化している事態に気づき、教育、研究、講演、執筆、ネットワーク活動を通じて、現状を変えるチェンジ・メーカーの養成を行っている。特に、グローバル・タックスと世界政府の創設に力を入れている。
大阪大学大学院法学研究科、カールトン大学大学院国際関係研究科修了。博士(学術)。国連食糧農業機関(FAO)住民参加/環境担当官、奈良大学専任講師、千葉大学大学院人文社会科学研究科准教授などを経て現職。専門はグローバル政治論。
環境省「地球環境税等研究会」委員、革新的開発資金に関するリーディング・グループ「開発のための国際金融取引に関するタスクフォース」専門家、国際連帯税推進協議会委員、ジュネーブ国際関係・開発研究高等研究所客員フェロー、ヘルシンキ大学客員教授などを歴任。
グローバル・ガバナンス学会広報担当理事、日本国連学会理事・渉外主任、グローバル連帯税フォーラム理事、世界連邦運動協会理事、一般社団法人United Peace International顧問、横浜市税制調査会委員、横浜市立中高一貫教育校教育顧問、北海道新聞「各自核論」執筆者、Democracy Without Borders Advisorなども務める。
著書に、『グローバル・タックスの可能性』(ミネルヴァ書房)、『グローバル・タックスの構想と射程』(法律文化社)、『不平等をめぐる戦争』(集英社)、『グローバル・タックスの理論と実践』(日本評論社)などがある。
NHK「白熱教室JAPAN」、「視点論点」、「週刊ニュース深読み」、「ラジオ深夜便」、「先読み!夕方ニュース」、BS日テレ「深層NEWS」、BS11「報道ライブ21」、TBSラジオ「荻上チキのセッション22」などマスコミ出演も多数。


 
 

元駐マラウイ大使、国連開発計画シニアアドバイザー、国際緊急援助隊事務局長、女性初の国際協力機構理事 柳沢香枝

独立行政法人国際協力機構(JICA)で、長年にわたり開発協力に従事。ウズベキスタン事務所長、アフリカ部審議役、国際緊急援助隊事務局長、東・中央アジア部長などを歴任。国連開発計画(UNDP)でもシニアアドバイザーとして勤務。2014(平成26)年JICA理事。2016(平成28)年から2019年(令和元)年まで駐マラウイ特命全権大使。現在の主な関心事項はアフリカの政治、治安、経済情勢。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)修了。


 
 

世界連邦運動協会会長 大橋光夫

1936年東京に生まれる。慶応義塾大学卒業後、三井銀行を経て1961年12月昭和電工株式会社に入社。1997年3月代表取締役社長就任、2005年1月代表取締役会長就任、2007年3月取締役会長。2010年3月に会長を退いた後は相談役、最高顧問、名誉相談役を務め、2023年1月より株式会社レゾナック・ホールディングス(昭和電工株式会社から社名変更)名誉相談役。
一般社団法人日本化学工業協会会長、一般社団法人日本経済団体連合会では評議員会副議長、税制委員長、政治委員長を歴任し、現在は公益財団法人日本台湾交流協会会長、一般財団法人国民政治協会会長を務めている。
2017年2月に日本経済新聞に「私の履歴書」を掲載。
2023年3月世界連邦運動協会第9代会長に就任し、現在に至る。


 
 

世界連邦運動協会 理事長 木戸寛孝

1969年生まれ。慶応大学法学部卒後、(株)電通に入社。電通を退社後、1999年10月から2003年3月まで千葉県香取市で農業に従事。2003年11月から、国際NGO世界連邦運動協会の事務局長として、2002年オランダ・ハーグに常設された国際刑事裁判所(ICC)に日本政府が加盟するためのロビー活動において中心的役割を果たす。2022年10月より理事長に就任。明治維新の元勲・木戸孝允の直系6代目。


 
 

世界連邦運動協会・執行理事、世界連邦国際本部・顧問(World Federalist Movement; 国際連合経済社会理事会特殊諮問組織)、世界連邦日本国会委員会・事務次長(会長・国会議員秘書) 谷本真邦

世界連邦運動協会・執行理事、世界連邦国際本部・顧問(World Federalist Movement; 国際連合経済社会理事会特殊諮問組織)、世界連邦日本国会委員会・事務次長(会長・国会議員秘書)。大阪府出身。(神戸大・慶應大・東京大など)複数の大学で学び、独立行政法人学位授与機構より学位取得(社会科学)。学生時代より資本金1億円でIT技術を活用した人材マーケティング会社を起業。その後大手広告会社子会社社長など企業やNGO等を歴任。現在、独立後のモンテネグロ・アドバイザリーオフィサー、国際平和構築協会理事・事務局長、国会有識者諮問機関グローバルガバナンス推進委員会・事務局長なども務め、京都芸術大学客員教授に就任し同大学付置機関・京都国際平和構築協会事務局長。この間、国連改革・国際連帯税導入などの政策提言、国連活動を啓発する催事の企画運営など、様々な業務に携わっている。